猫も杓子もDX

2か月前から日経コンピュータを毎号読むようにしているのだけれど
この「DX」という単語がめちゃくちゃ出てくる

会社の同僚に説明しようとしてうまくできなかったので
自分なりにまとめてみようと思います。

■目次

  • DXとは?
  • なぜ今、DXが注目されているのか?
  • まとめ

■DXとは?

まず、DXとはデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略語

2004年にスウェーデンウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱され
内容は「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」というもの
ははん?

ざっくりいうと
「進化したデジタル技術を浸透させて、人々の生活をより良いものに変えていこう」という話
ここで大事なのは「変えていく」という行為が求めているものは
「既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーション」ということを指すらしいです。
難しくなってきた。。。

さらにざっくりまとめると
RPAとかAIに音声認識させて電話対応させるとかするあれもDXの一部。

■なぜ今、DXが注目されているのか?

日本の企業って、デジタルイノベーション的なものが苦手ですよね。
アメリカでグーグルが出来たときに、日本はスカイツリーの計画練ってしましたからね
00年代の頭に50年以上前に作った電波塔(東京タワー)を新しく作りなおすとか周回遅れ感が否めない
脱線しました。

このDXに関する取り組みがうまくできていないことに危機感を抱いた
経済産業省が2018年9月に発表したのが、「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」

内容は現状のレガシーシステムを使い続けると
今後、爆発的に増えるデータを有効活用できず、2025年にはデジタル競争敗者になっちゃうから
対策していきましょうね、という内容
実際の文章は下記のリンクから読めます。
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html

■まとめ

DXは「既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーション」と書きましたが
新しい製品を作れという話ではなく、最新技術をうまく使って
システムの利用者に新しい体験や価値観を提供しようというものなので
RPA使って業務効率化とかでも良いわけです。
付け焼刃の対応ではなく、システムの利用者が抱えている根本的な問題が解決しないとだめだけれど

ちなみに日経コンピュータ2019/10/31日号によると
DXに取り込んでいる日本企業の95%が取り組みに失敗しているらしいです。草